独学で受験するって無謀?

独学受験の道のりには難問が山積!

市販のテキストで手軽にできる独学って魅力的。
かくいう私も、そんな独学の魔力に取り付かれて1年を棒にふった女です。
誰もが最初に思う疑問、それは合格への道のりの中で出会う最初にして最大の分岐点なのだ。

Q4.独学で受験したいんだけど、合格できますか?

Ans.合格できなくはないだろうけど、積極的にはオススメしません。
やるなら、膨大な時間と労力がかかることを覚悟の上で。

実はこの私も、あの難しい試験に独学で合格しようと考えた無謀な受験者のひとり。きっかけは書店で社労士試験用のテキストを見かけたことでした。
30歳を前にして紆余曲折があって夫と離婚してしまい、背水の陣というか退路を断ったような状況で働かざるを得ず、何か武器になる資格を…と考えて選んだのが社会保険労務士。
小さな会社で総務の仕事をしながら、夜な夜なテキストを開いては勉強を重ねたんだけど、結局1回目の試験は惨敗でした。
1年勉強しても、まともに問題を理解することすらできない程度の実力しか付かなかったことに、呆然としてしまったのは今でもよく覚えてます。

私なりに敗因を整理してみた結果は……

●広い試験範囲の深みにはまった
試験範囲となっている法令7科目を、手当たり次第に暗記してやる!と意気込んでみたものの、慣れない言葉使いに四苦八苦。
辞書を片手に用語を調べながら読み込み、法令の内容を理解するだけで膨大な時間を浪費してしまう結果に…。
しかも、市販のテキストでは出題傾向がイマイチつかめず、あれも出るかも、これも出題されるかもとあちこち手をつけて、結局挫折するというパターンにはまっちゃいました。

●最新の法改正などに対応できない
社労士試験の出題範囲となっている法令は、しょっちゅう法改正するので、その度に覚えなおさなければなりません。しかもその年に改正された部分は、かなりな高確率で出題されるので、しっかりチェックしておく必要があるんですが……。
市販のテキストは、最新1~2年の法改正について対応していない部分が多くて、結局自力でも対応できなかったのが敗因のひとつのように思えます。

●分からないことが分からないままで終わる
当たり前の話ですが、独学の場合は自分ひとりですべての疑問を解決しなければならないんです。過去問を解いているとき、あらゆるテキストや辞書をひっくり返しても納得できない問題がかなり出てきたけど、結局分からないままになっちゃってました。そんなんじゃ合格できないはずですよね。

独学は書店で売っているテキストで気軽に始められて、金額が安く上がることや、自分の好きな時間に勉強できるというメリットがあります。
しかし、合格に必要なテキストや問題集、模擬試験などを用意したり、出題傾向をつかんだりという作業をすべて自力で行わなければならないという難問を背負うことになるんです。
それでも独学で!とこだわる人は、5カ年計画で合格を目指してみては?
受験勉強が長年の趣味になっちゃったりして!?

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